![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
桜谷式軌框(ききょう) 夏祭り仮設線を敷設するに当たり、簡単に持ち運びができて準備や撤収に時間がかからない線路を検討し、写真のように2.75メートルのレールを鉄製のフ ラットバー3本で永久固定した線路を製作しました。 これはドゴービルレール(鉱山や土木工事などで利用される組立済み線路で「軌框(ききょう)」と訳されている)の一種ですので、「桜谷式軌框」と称するこ とにしています。 夏祭り仮設線で使用した軌框は、南山線の「下部軌道」として使用していますが、2002年には大阪府下の夏祭りに一時搬出されています。 |
![]() |
桜谷式軌框の特徴 図−1のように、6キロレールを鉄製のフラットバーにレールクリップで押さえネジ止めしたものです。重量が比較的軽く(約35kg)、大人一人で持ち運び ができます。仮設線を敷設する際は、パワーゲート付きトラックで運搬しました。また、長めのネジを使用して、ネジの足をスパイクとして地面に食い込ませる ことで、軌道狂いを少なくしています。 図−2は、もっと軽便な用途(庭園内に敷設して土や肥料を運ぶ、等)を想定して”安く、軽く、簡単に手に入る”材料を使用した軽軌框案です。6キロレールの代わりに鉄製アングル(L字鋼)を使用して、アングルに直接穴明けしてネジ止めします。この方式だとホームセンターで買える材料だけで作れますので「実用本位の15インチ鉄軌道を我が庭にも!」とお考えの諸兄にお薦め です。 |