ガソリン機関車 4号機

製造年月 | 1998年10月 |
モデル | なし |
動力 | あり(ガソリン発電機 総出力116W) |
サイズ | L1000mm×W505mm×H1490mm |
定員 | 運転士1名 |
現状 | 譲渡(2005年) |
軌道線で活躍した小型機関車
電気式ガソリン機関車4号機は、森林鉄道風小型GLをイメージしたB型機関車です。 製造時は軌道線で客車3両を牽引して活躍しました。 南山線開業に伴い新線に転属し、新型ガソリン機関車B5号機の登場まで主力機として運用されていました。 ただ、平坦な軌道線向きに設計されたため、牽引力もブレーキ力も弱く、連続勾配のある南山線では運転が難しいものとなりました。


4号機の車内から前方(軌道線)を見る/操作盤の足元向うに見えるのはハンドブレーキ


南山線運行中の4号機と101客車、旧201客車編成 / TV取材中の4号機
ホンダのガソリンポータブル発電機(出力300W)を搭載し、交流100Vを低圧の直流に変換してDCモーター(50W)2基を駆動する機関車です。
駆動力伝達はギアによっています。ブレーキは手動式です。その他、ヘッドライトや室内灯は発電機のDC端子を利用しています。
運転室は大人がやっと座れる高さで、開放型キャブとしています。右側の逆転器で前進/後進を切り替え、左側のハンドルで出力調節して運転します。


南山線開通時の標準編成の4号機と101客車、旧201客車編成 / 4号機のサイドビュー


4号機のフロントビュー / 4号機の運転操作パネル